「現物売買損益合計(特定)」の金額が実際の損益と違うのはなぜですか?
Q
「現物売買損益合計(特定)」の金額が実際の損益と違うのはなぜですか?
A
NEOTRADE W内「注文・約定照会」の「現物売買損益合計(特定)」に記載の金額は、平均取得単価(簿価単価)を基に算出された譲渡損益(税金計算上の損益)であり、実際の損益(買付時と売却時の受渡代金の差額)とは異なります。
平均取得単価(簿価単価)は、ある銘柄の株式を買付し、追加の買付をした場合もしくは売却後同日に同銘柄の株式を新たに買付した場合に算出され、最初に買付した際の取得価額と、2回目に買付した際の取得価額が加重平均された金額となります。
※売却日の後日に新規の買付をした場合は、取得価額の加重平均は行われません。
例)1/4に株価100円で100株を買付→1/5に株価120円で100株を売却→同1/5に同銘柄を株価114円で100株を買付した場合
※現物取引の手数料プランで一律プランを選択されている場合
1/4に買付した際の受渡代金:100円×100株+50円=10,050円(①)
1/5に買付した際の受渡代金:114円×100株+50円=11,450円
買付時の合計受渡代金:10,050円+11,450円=21,500円
平均取得単価:21,500円÷200株=107.5円→小数点以下を切り上げし、108円が平均取得単価になる。
1/5に売却した際の受渡代金:120円×100+50円=12,050円(②)
実際の損益は、②-①(=2,000円)で算出できますが、「現物売買損益合計(特定)」には、
②-108円(平均取得単価)×100株=1,250円が表示されます。
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最終更新日:2024年6月12日
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