30%を超えているのに不足金が発生したのは、なぜですか?
Q
30%を超えているのに不足金が発生したのは、なぜですか?
A
不足金は、引出余力が不足している状態で決済損や現物買付代金の受け渡しがある場合に発生します。
引出余力は、受入保証金から委託保証金を引いて計算しますが、以下例のような場合、保証金率が最低保証金率である「30%」を超えていても不足金が発生します。
■引出余力は以下方法でご確認いただけます。
1.NEOTRADE W(株式)にログインします。
2.信用取引の余力照会(信用)をクリックします。
3.(K)引出余力欄をご確認ください。
■現金保証金がマイナスになっている
建玉の反対売買による返済損が預かりの金銭残を超えた場合、金銭がマイナスとなります。
この場合、30%を超えていても損金等の引き落としができないため、不足金が発生します。

■受入保証金額が30万円を割れている
信用取引においては、最低保証金が30万円と決められています。
保証金(受入保証金)は、金銭残高に代用保証金を加え、建玉評価損と諸経費を差し引いて計算をしますが、建玉を保有している状態で評価損の拡大や代用評価の減額などにより30万円をわりこんだ場合、引き出し余力が不足するため、決済損や現物買付代金の受渡しが行えず、不足金が発生することがあります。

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最終更新日:2025年10月9日
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