不足金が解消しないのは何故ですか?

Q

不足金が解消しないのは何故ですか?

A

不足金はご入金・証拠金からの振替以外の方法では即時解消となりません。

以下、パターン毎に解説いたします。

引出余力がプラスになるまで信用建玉を返済したけど解消しません。(赤いお知らせが消えません。)

建玉の返済を行い、場中に引出余力が回復した場合でも、実際の判定は夜間メンテナンスで行います。

その際に不足金が解消していれば、翌朝5:30に赤い不足金表示が消え解消となります。

建玉を返済して保証金預託率が30%を上回っていたのに解消しませんでした。

以下のケースが考えられます。

1.増担保銘柄を保有している場合、保証金の必要維持率が引き上げられ、通常よりも多くの受入保証金が必要となるためです。

NEOTRADE Wログイン後の信用取引>余力照会(信用)>「余力の推移」にて、保証金預託率ではなく『(K)引出余力』をご確認いただき、プラス(黒字)になっているかどうかをご確認ください。


2.返済後の引出余力がわずかに黒字の状態で大引けを迎えますと、夜間メンテナンスで当日分の金利等が計算され、その結果、引出余力が減少する場合がございます。

信用建玉を一部だけ返済する際は、余裕のある引出余力の金額になるように返済をお願いいたします。

大引け後に入金したけど解消されていませんでした。

ご入金された場合でもお時間により即時解消されない場合がございます。

16:00から翌3:30にクイック入金をされた場合、買付余力として反映されますが、翌日以降の受渡状況によっては解消しない場合がございます。

その為、解消期限の直前で処理をされた場合は、反映が翌営業日となり、不足金が期限内に解消されない場合がございますのでご注意ください。

金銭残高がマイナスのため現物株を売却したけど解消しませんでした。

現物株の売却を行うと、金銭残高に反映されるまで2営業日かかります。

そのため、2営業日後の受渡日を迎えるまで不足金は解消いたしません。

強制決済の執行日時点で現金がマイナスであると、不足金は未解消となり、信用建玉を保有している場合は、強制決済となりますのでご注意ください。

現物株の売却により金銭残高の充当を行う際は、原則、強制決済が執行される2営業日前までに売却をお願いいたします。

なお、強制決済の前日にご対応いただく際は、まず全ての建玉を返済した上で、現物株の売却を行って下さい。

(注意)信用建玉を返済した際に返済損が発生した場合は、金銭残高のマイナス分と返済損のマイナス分を合わせた金額分の現物株売却が必要になります。

金銭残高の状況については、NEOTRADE Wログイン後の信用取引>余力照会(信用)>「余力の推移」にて『(A)現金保証金』をご確認ください。

【関連FAQ】

▶不足金を解消するにはどうしたらいいですか?

▶不足金を解消するにはどうしたらいいですか?(パターン毎に解説)

▶不足金が解消できないとどうなりますか?

【関連動画】

▶不足金(発生編)についての説明

▶不足金(解消方法)についての説明

最終更新日:2024年11月5日

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